大変なんです、歯根の治療
2015年06月18日
5月末から、一月おきに新大阪で計5回 、
的確に歯を削るにはどうするべきか、
的確に歯の根っこの治療をするにはどうするべきか、
という、一見、基本的な勉強会ですが
この、根っこの治療においての難しさというのは、なんといっても
根っこの先の状態を目で見えないことです。
それ故に、根っこの治療でのトラブルも多く
何度治療してもなかなか痛みがとれず、仕方なく抜歯にいたる…
と、いうケースが多いです。
根の形態は複雑で、本数も曲がりかたも、根の中の神経の通り道でさえも
人によって個々で違います。
しかも、根の治療中は、極力、口腔内細菌が侵入しないようにブロックしつつ
治療がしづらく、目で見にくい上の奥歯の根の治療はとても難しいです。
ただ、神経の無くなった歯は、いかに丁寧に正確に根の治療を行うかで
その歯の寿命が決まってきますのでとても大切な治療なんです。
本当に悩みが尽きない、治療です。
レントゲンでないと根の先の状態を確認できないのも、
根の治療が難しい要因の一つですね(≧∇≦)